XMコピートレード(ミラートレード)使い方と始め方の初心者ガイド

XM(XMTrading)コピートレードのご案内

コピートレードのご案内

XMコピトレの使い方と始め方の初心者ガイド

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XM(XMTrading)のコピートレードについてご案内します。

XM投資家口座とストラテジー・マネージャー口座の違い、メリット・デメリット、コピートレード口座開設方法まで詳しく紹介しています。

はじめに、このページで掲載されている項目をご確認ください。

XMTradingコピートレードとは?

XMTradingコピートレードとは、XMで実績あるトレーダーがトレードを配信し、他のトレーダーたちがそのトレードを自分の口座に自動連動させる取引方法です。

EAとの違いは「相場に合わせてオンオフを切り替える必要がない」「VPS(仮想サーバー)は不要」といった点があり、EAより運用や調整が手軽に行えるのが大きな魅力です。

投資家口座とストラテジー口座の違い

XMでは「トレード配信者の口座」が「ストラテジー・マネージャー口座」、
「トレードをコピーする側が使用する口座」が「投資家口座」と呼ばれています。
以下は二つの口座の違いをまとめた表です。

※1投資家口座では十分な有効証拠金がある場合、コピーできるストラテジー口座の口座数は上限ありません。
※2投資家口座では、通貨ペアとゴールドの取引サイズが0.001未満の場合、注文は実行されません。通貨ペアとゴールド以外の商品の取引サイズが0.01未満の場合、0.01の取引サイズで注文が実行されます。
※3現在、投資家口座では株式CFDは利用できませんが、後日導入される可能性があります。そのため、ストラテジーマネージャーが株式CFDのポジションを開いても、それらは投資家口座には反映されません。

投資家口座とストラテジー口座のスワップとスプレッドはXMのスタンダード口座と同じです。

投資家口座とスタンダード口座の主な違いは、ボーナスが利用できない点と、最小取引サイズが0.001ロット(100通貨)である点です。

XMTradingコピートレード：利益の配分制度

投資家口座がストラテジー口座の取引戦略に従って利益を得た際、一定割合を成功報酬として支払います。XMではこの成功報酬の事を「フォロー手数料」と呼びます。

成功報酬の割合はストラテジー・マネージャーが決定するため、フォローするストラテジー口座によって異なります。運用開始前に、XMコピートレードページで「手数料」の項目を確認しましょう。

例えば、20%のフォロー手数料が設定されている場合、100米ドルの利益に対して20米ドルがストラテジー・マネージャー口座への報酬となります。

ただし、全ての取引の利益に対してフォロー手数料が発生するのではなく、「ハイウォーターマーク形式」が採用されている点に注意が必要です。

フォロー手数料の仕組み：ハイウォーターマーク形式とは

ハイウォーターマーク形式(High-Water Mark model / HWM model)とは、コピートレードや投資信託などで用いられる成功報酬の支払い方式の一種で、「運用期間の中で最も高かった成果(Water Mark)を超えた場合にのみ、超過した収益の一定割合を成果報酬として支払う方式」を意味しています。

XMのコピートレードでは、累計損益の最高値を超過した場合、その超過分からフォロー手数料が発生します。
累計損益は実現利益と未実現利益の両方を考慮して毎日計算され、手数料が支払われます。

フォロー手数料の計算方法と算出例

仮に、手数料が25％のストラテジー口座からのコピートレードを始めると、フォロー手数料は次のように算出できます。

上記の表により、累計損益が「$1,000→$800→$900→$1,400」と推移します。1日目に$1,000の利益があり、これにより最初のフォロー手数料が発生します。

2日目と3日目は、累計損益は$1,000という過去最高額を超えていないため、手数料は一切発生しません。

４日目には累計利益が$1,400に達し、前回の最高値($1,000)より高いため、この超過分$400($1,400 – $1,000)に対してのみ手数料が計算されて、手数料は$100($400 x 25％)発生します。

フォロー手数料の発生タイミング

発生するフォロー手数料は、原則的にその日の終わり(XMのサーバー時間)に累計損益が評価され、フォロー手数料の計算・徴収が行われます。

つまりフォロー手数料はXMサーバー時間での0時に発生することになりますが、日本時間では夏時間と冬時間で以下のように変化する点にご注意ください。

※夏時間は3月最終日曜日~ 10月の最終日曜日となります。

また前述の通り、XMのコピートレードはハイウォーターマーク形式であるため、過去の累計損益の最高値を更新できなかった場合、フォロー手数料は発生しません。

例外として、投資家口座の保有者がストラテジーマネージャーの決済を待たずにポジションを閉じた場合、(累計損益が最高値を更新していれば)決済から30分以内にフォロー手数料が徴収されます。

XMTradingコピートレード：メリット・デメリット

XMTradingコピートレードのメリット・デメリットを以下にまとめました。

XMTradingコピートレード：メリット

メリット1. 投資家口座を放置していても収益が発生する

XMの投資家口座は、一度設定を完了させてしまえば放置しているだけで運用され、ストラテジー・マネージャーとほぼ同じパフォーマンスを上げられます。

一見EAでも同じことができそうですが、EAによっては相場に合わせてオンオフの切り替えが必要だったり、EAを稼働させるVPSサーバーなどの管理も必要になってきます。

コピートレードで必要になるのはコピー元のストラテジー口座の選定や初期設定と、必要に応じてポートフォリオの組み換えをする程度なので、EAよりもずっと気軽に運用が可能です。

メリット2. 少額の資金でも始められる

XMコピートレード口座の最小投資額は50米ドルとなっています。(ストラテジー・マネージャー口座の作成時は、XM全口座合わせて100米ドルの資金が必要)

またマルチプライヤーの設定次第で取引ロット数も縮小や拡大が可能なので、少額の資金でも十分始められます。
※マルチプライヤーの詳細解説は後述しています。

メリット3. 複数口座の使い分けで分散投資できる

XMのコピートレード口座は、ストラテジー口座は最大10口座を開設可能ですが、投資家口座は1口座までとなっています。

ただし1つの投資家口座で複数のストラテジー口座をコピーすることができるため、独自のポートフォリオを組むことができます。投資額はコピーするストラテジー口座ごとに設定が可能なので、口座が1つでも資金は分けて管理することが可能です。

XMTradingコピートレード：デメリット

デメリット1. 利益はストラテジー・マネージャーのスキルに大きく左右される

コピートレードの利益は、ストラテジー・マネージャーのトレード内容に依存します。そのためストラテジー・マネージャーのトレードスキルが未熟だったり、コピー中の相場の相性が悪かったりすると、損失が発生することもあります。

ストラテジー・マネージャーの成績や取引履歴はコピートレードのページから確認できるので、運用開始前によく検討しましょう。

デメリット2. トレードスキルが成長し辛い

コピートレードでは、コピートする側はエントリーや決済などの判断が必要ありません。そのため自身のトレードスキルは成長し辛い面があります。

知識が全くない状態ではストラテジー口座の選定や設定の調整も難しいので、口座開設ボーナスやデモ口座を利用し、リスク無くトレードスキルを磨くことも検討しましょう。

▼XMデモ口座の開設は以下記事を参考してください。

コピートレードで勝つスキル

コピートレードで勝つスキル例として、以下の5つがあります。

スキル1.長期的かつ取引数が豊富なストラテジー口座を選択する

コピーするストラテジー口座として、継続的に利益を上げつつ運用歴も長い、そしてある程度取引頻度が高い口座が望ましいです。

一時的に大きな利益があっても、運用期間が短く取引数も少ない場合、ギャンブル性の高い取引をしている可能性があります。

安定して利益を出せる口座は緩やかな右肩上がりの成果チャートを描きます。コピー先のストラテジー口座を選択する際は、ストラテジー・マネージャーの個別ページで取引成果をよく確認しましょう。

スキル2. 少額の資金や小さなロット数で使ってみる

自身のトレードの経験が少なかったり、ストラテジー・マネージャーの取引に不安がある場合は、投資額やロット数を抑えて、コピートレードのテスト運用を行いましょう。

テスト運用の開始後、数週間～数か月などの一定期間の成果を確認し、徐々にロットの拡大を検討することで、リスクを抑えることができます。

取引量はマルチプライヤーの設定で縮小や拡大が可能です。
※マルチプライヤーの詳細解説は後述しています。

スキル3. 複数のトレードをコピーする

FXは手法によって得意とする相場環境が異なってくるので、1つのストラテジー口座のみに依存していると、パフォーマンスの安定性に欠けてしまうことがあります。複数のトレードをコピーすることでリスク分散効果を高め、あらゆる相場に対応した安定的な運用を目指しましょう。

スキル4. 経済指標発表、ニュースの際に利用を控える

相場環境に応じてトレードの判断をしてくれるのがコピートレードの強味ですが、油断は禁物です。

想定外の要人発言や経済指標の発表などで急激な値動きがあった場合、必ずしもストラテジー・マネージャーが対応できるとは限りません。

経済指標等のイベントには自身でも気を配り、コピートレードの稼働を一時的に止めることも検討してください。

▼本日の経済指標の発表スケジュールはこちら

スキル5. 定期的に取引成果を確認する

放置していても運用可能なコピートレードですが、定期的にパフォーマンスや履歴を確認するようにしましょう。具体的には、勝率やドローダウン、ポジション保有中の値動きなど、できる限り細かく取引内容を確認します。

するとXMのコピートレードページだけでは気付けなかった点が見え、適切なマルチプライヤー設定やポートフォリオの見直しが行えます。
※マルチプライヤーの詳細解説は後述しています。

またストラテジー・マネージャーのトレードを分析することで、自身のトレードスキルの上達にも繋がります。

XMコピートレード：投資家口座の始め方(コピーする側)

投資家口座はXMで新規登録手続きの完了後に開設することができます。
ここでは新規登録と本人確認の完了後から手順を解説していきます。

▼XM本人確認の流れと全手順は下記の記事を参考してください。

STEP1. コピートレードページにアクセス

STEP2. 「投資家口座を作成する」を押す

STEP3. 投資家口座の開設完了

STEP4. 投資家口座への入金

▼XMの各入金方法と手順は以下の記事を参考にしてください。

STEP5. ストラテジー口座をコピーする

マルチプライヤーの選択

投資家口座は「投資金額」と「固定マルチプライヤー」の設定を選択できます。

以下は「投資金額」と「固定マルチプライヤー」の違いです。

「投資金額」ではマネージャーのレバレッジも影響

「投資金額」ではマネージャーのレバレッジも影響

「投資金額」のマルチプライヤーは以下の計算方法で算出します。

「投資金額」マルチプライヤー計算式

マルチプライヤー = (投資家の投資額 ÷ マネージャーの有効証拠金残高) × (投資家口座のレバレッジ ÷ ストラテジー・マネージャー口座のレバレッジ)

上記の計算式により、マネージャーの有効証拠金と投資家の投資額が同額でも、ストラテジー・マネージャー口座のレバレッジ設定が500倍より低く設定されている場合、投資家口座の取引量はマネージャーより大きくなってしまいます。

計算例：レバレッジ400倍のストラテジー・マネージャー口座の場合

仮に「投資家の投資額」と「マネージャーの有効証拠金残高」がどちらも1,000米ドルとします。
投資家のレバレッジが500倍、マネージャーのレバレッジが400倍となっていた場合、上記の式に当てはめると以下の通りになります。

(1,000 ÷ 1,000) × (500 ÷ 400) = 1.25

投資家の取引量は「マルチプライヤー × マネージャーの取引量」で算出されます。
今回のケースではマネージャーが1ロット取引すると、投資家口座では1.25ロットが発注されます。

現在、投資家口座のレバレッジは500倍で固定されていますが、ストラテジー・マネージャー口座のレバレッジは変更が可能です。レバレッジが500倍以外で設定されているストラテジー・マネージャー口座は少ないですが、「投資金額」を選択する際は念のためレバレッジ設定も確認しましょう。

最小取引サイズに注意

最小取引サイズに注意

投資家口座では、FX通貨ペアとゴールドの最小取引サイズは0.001です。
マルチプライヤーの反映により取引サイズが0.001未満となる場合、取引は行われません。

投資家口座の他のすべての銘柄(例：先物、仮想通貨CFD、株価指数など)では、最小取引サイズは0.01です。
マルチプライヤーにより取引サイズが0.01未満となる場合、適用可能な最小取引サイズで取引が行われます。

保有中の取引をコピー

コピー開始時点でストラテジー口座に未決済ポジションがある場合、「保有中の取引をコピー」にチェックを入れておくと、コピー開始後に同じポジションを注文します。ただし、この時のエントリー価格はコピー開始時点での価格となるので注意が必要です。

上記ポジションを無視し、次回の新規ポジションからコピーする場合は、チェックを入れずにコピートレードを開始してください。

テイクプロフィットとストップロス

投資家口座では「テイクプロフィット(利食い)」と「ストップロス(損切り)」を設定することができます。
テイクプロフィットとストップロスは、最低25ドル以上設定する必要があります。

この項目を設定しておくことで、ストラテジー・マネージャーより早く決済する事ができるため、不要な損失の拡大を防ぐことが可能です。

またテイクプロフィットとストップロスは、コピー開始後いつでも設定を変更することができます。

XMコピートレード：ストラテジー口座の始め方(コピーされる側)

投資家口座はXMで新規登録手続きの完了後に開設することができます。
ここでは新規登録と本人確認の完了後から手順を解説していきます。

▼XM本人確認の流れと全手順は下記の記事を参考してください。

またストラテジー口座を作成するには、あらかじめXMTrading全口座合わせて最低$100の残高が必要です。
XMの各入金方法と手順は以下の記事を参考にしてください。

XMの各入金方法と手順は以下の記事を参考にしてください。

ストラテジー口座を始める手順

STEP1. 会員ページにログイン

STEP2. コピートレードページにアクセス

STEP3. 「ストラテジーマネージャーページ」を押す

STEP4. 「ストラテジーを作成」を押す

STEP5. ストラテジー口座の設定

STEP6. ストラテジー口座の開設完了

ストラテジー口座への入金

XMの各入金方法と手順は以下の記事を参考にしてください。

以上、ストラテジー口座の開設方法でした。最後に、コピートレードに関するよくある質問を掲載します。

XMTradingコピートレード：よくある質問

最後までお読みいただきありがとうございました！当マニュアルでは、XMTradingの各種利用ガイドをご用意しています。他のマニュアルもぜひご活用ください。

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